「初乳」という言葉をよく聞くと思います。
初乳は妊娠16週ごろから作り始めます。初乳は妊娠中ママのお腹の中で守られていた赤ちゃんが、体外生活になじみやすくなるために大切な役割をします。
特に無菌の状態からいろいろなものに接するようになるので、感染防御の役割が大きいです。
生まれてすぐによく吐く赤ちゃんがいます。
そんな赤ちゃんに母乳を少しとってほんの少し飲ませてあげると、吐かなくなる時もあります。
ウンチを良く出してくれる役割もあるので、黄疸の元となる物質の排出を助けます。
初乳は初回のオッパイではなく、産後10日くらい続きます。少量でも十分効果があると言われています👩‍🍼


始めはにじむかどうかぐらいしか出ないおっぱい。それでも赤ちゃんには大切なもの。
回数で補うから、何度も泣くけれど、できるだけたくさん吸わせてあげることで、赤ちゃんが体外生活になじむのを助けてくれます。
でもね、ママの体が疲れていると、母乳ってうまく出ないこともあるの。入院中は相談しながら無理なく進めていきましょうね。
笑顔で、赤ちゃんに接してあげられるように!👶🏻


➡️次回も授乳のお話です。  看護部より🧑‍⚕️