RSウイルス感染症は、生涯に渡り何度も感染と発症を繰り返します。一般的には乳幼児の呼吸器感染症として知られていますが、年齢を問わず感染し、高齢者や基礎疾患をお持ちの方が感染すると症状が重くなり肺炎を引き起こすことがあると報告されています。現在、RSウイルス感染症に対する抗ウイルス薬はなく対症療法となりますが、発症や重症化を予防できるワクチンが2024年1月に発売されました。

ワクチン名は「アレックスビー筋注用」で、60歳以上の方が対象で約80%リスクを減らす効果があります。筋肉注射で1回接種になります。

当院での接種費用は、23,500円(税込25,850円)です。 

ワクチン接種は予約制です。ご希望の方は診察でご相談ください。